Tuesday, 3 November 2020

Kanji Compilation (Madrigale)

 Soirée


月の綺麗な今宵は 共に闇の中へ…

闇の時間に「不思議な世界」で 人知れず開かれる
光を纏った可憐な乙女は 目も眩む華やかな舞台へ…

きらびやかなドレスで着飾って 宝石を散りばめて
                レディ
鏡の前でフワリと回れば 特別な「お姫様」になる

軽やかなステップで 螺旋階段を駆け上がる

響く音色に合わせ 高らかに 優雅に ヒールを鳴らす
咲き誇る薔薇のように舞いながら 全ての視線を奪い去るの

誰もが羨まほどに 美しくなりたい

嗚呼...

真夜中の舞踏会 夜が明けるまで踊りましょう

響く音色に合わせ 高らかに 優雅に ヒールを鳴らす
咲き誇る薔薇のように舞いながら 消えない魅惑の夢を歌うの

誰もが羨まほどに 美しくなれるわ... きっと

闇の時間に「不思議な世界」で 人知れず開かれる
光を纏った可憐な乙女は 目も眩む華やかな舞台へ…

呪々

偉大なる賢者たちが残した 古文書にも記されていない
本当の乙女だけが知ってる 秘密の呪文...
それは Honey Trap

魔道士を気取って 可愛げに踊って 悩ましく迫って
恋の魔法... 効いてるでしょう?

不思議な力に導かれていると 思うだけじゃダメ
時々ポロリと 涙を流すふりも大事ね

美しく咲き誇る花のように あどけない姿
「見ていてね...  あざとく生きるのが、賢しい乙女よ♪」

優雅な私も 儚い私も 割と自然に演じきれるわ
もしも 瞳を見つめられたら...
天使のように 甘く Honey Coming

魔道士を気取って 可愛げに踊って 悩ましく迫って
恋の魔法... 効いてるでしょう?
でも一人きり... すべては誰のせい?

不思議な力に見守られてたいと 願うだけじゃダメ
打ちのめされても 諦めない心が大事ね

メビウスの輪のように終わりのない 燃え盛る想い
「見ていてね... 最後に笑うのは、賢しい乙女よ♪」

Black Lolita

恐怖を射抜く天使のように 心の強さを身に纏う

今日も一人ぼっち 黒いフリルで出かけましょ

そうよ 冷たいその瞳が 私の中の「闇」を呼び覚ます...

-ニゲルの狂宴-

貴方たちには何も見えないの?... 私の右目に宿る魔眼が
歪んだ空と この身が交わり 翼を手に入れる

-ニゲルの狂宴-

貴方たちには何も見えないの?... 私の右目に宿る魔眼が
歪んだ空と この身が交わり 高く飛び立つ

黒い翼で羽ばたく乙女は 今日も
誰も見れない 闇を張り翳す 夢を見る

新世界より


懐かしい波音に 思わず振り返る
今でも強く残る 心の傷跡

気付けば 面影を探してるけれど
手を伸ばしては そよ風に触れるだけ

あの地へと続く海は 鈍色に染まる
悲しい記憶と共に...

気付けば 一人で此処まで来たけれど
交わした約束は 今も果たせずに

あの地へと続く海は 鈍色に染まる
悲しい記憶と共に...

行き場を失った想いは 彷徨い
声を聞くことも叶わず 儚く消える
幾多の街を越え 景色を巡っても
私の心だけは 過去に置き去りのまま

新世界より奏でる 優しい旋律
私の願いを乗せて...

最後に綴った手紙は 届いたのだろうか?
確かめる術もなく やがて追憶に変わる
いつしか思い出せば それだけでいい
想いを胸に刻み 見果てぬ夢の先へ

穢れのない 乙女の祈りは...

夢幻アリステイル


いつもと変わらぬ 退屈な時間が過ぎてく
鏡を見つめ一人呟く...「何処へ行けるのかな?」

不思議な光が キラキラと私を導く
                                                                                    みしらぬおとぎばなし
鏡の向こう側に飛び込む – 夢幻アリステイル –

胸を刺す「苦しみ」や「悲しみ」は 闇の中に 捨ててしまえばいい
幻のような 新しい世界で探すよ 夢の続きを

広がる「空白の地図」描きながら
鳥のように 空を羽ばたく... 何処へでもいけるから
たとえ 明日への道に迷っても
軌跡の果て 確かめるまで 歌い続ける...

                                        ゆめのかけら
散りばめられた「古のマドリガーレ」が 私を彩る
                                                           みしらぬおとぎばなし
誰にも邪魔されることない – 夢幻アリステイル –

「追憶」も「心の鎖」も 光の中で 解き放てるから
幻のような 新しい世界に刻むよ 夢のすべてを

広がる「空白の地図」描きながら
闇を祓い 光が射す... 私だけの楽園
そして 悠久の時間が流れても
至純の歌で「物語」を 紡ぎ続ける

このまま... 夢の彼方へ...

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