Kanji Compliation (Operetta)

Hereby the Kanji compilation for Operetta~!

02. イツワリの檻
Lyrics : hato ／ Compose : Noël


暗い森に二人ぼっち　ここはどこなの？
パパもママも不思議　どこへ行ったの？

どうしよう　当てもなく彷徨う　帰り道探して
涙止まらない　怖い　寒い　悲しい！　手を離さないで！
何だろう　導かれるように　白い鳥追いかけ
甘い城の前　これは夢の中？

早く早く　食べていいでしょ？お腹空いた　死じゃいそう！
口の中に広がる味に　いつの間にか我を忘れ

少し少し　あと少しだけ！
お祖母さんが　影から見つめていた

繋いだ手引き離す鉄格子　まるで鳥籠の「中」と「外」
部屋中に響く高笑い　どこか懐かしい・・・気のせいなの？

早く早く　助け出さなきゃ！悪い魔女に食べられちゃう！
赤い林檎　不思議な魅力・・・吸い込まれる様にかじる

見覚えある天井　匂い
不気味なほど知ってる二人の顔

燃えさかる火の美しさ「嘘ツキハ罰ヲ！」霞逝く叫び声
もう誰にも邪魔はさせないわ　繋いだ手・・・離さないわ！

03. 孤塔の情景
Lyrics : hato ／ Compose :Noël

光届かぬ森の奥　高くそびえる魔女の塔
長い髪の怪物に会うと　元の世界へは帰れない

この町に遠い昔から　伝えられて来た伝説
今ではもう　誰もが忘れてる「幼い日に聞いたお話」

ただ目に反射するだけの世界　見ていた・・・

自由と言う意味すら問わず
母と呼ばれるヒト信じ　歌い続けていた

その音色は　突然響く
髪を撫でる　優しい指

揺らいだ視界　誰かの微笑み
目の前から消え去る
あの時の残像 忘られない
遅すぎた　指　掠め落ちる
嗚呼・・・

彼の消えた　虚ろな日々
そこに光る - 赤い林檎 -

落ちるあれは何？いつかの情景？
久しぶりに鮮やか
 あの時の残響　忘れられない
笑ってるのは貴方？

大丈夫よもう　邪魔はさせない 誰も
あの時をどうか　忘れたくないずっと
貴方を・・・

光届かぬ森の奥　高くそびえる魔女の塔
塔の下懐かしい時間が　長い髪の向こう揺れてた

04. 戯れの花畑
Lyrics : hato ／ Compose : Noël

ママに頼まれたのお使い　心配そうな顔で
「オオカミには気をつけてね　絶対ついて行っちゃだめよ」

大丈夫よ私はもう　子供じゃないんだから
おばあちゃんの所くらい　一人でいけるんだから
　でも油断は禁物ね
　　だって私　可愛いから
　　　どこかから　視線を感じる
　　　　ほらそこ、黄色い目が二つ！

「お花畑が君のように綺麗さ」
オオカミはお口が上手なのね　でもでも・・・

知ってるわ　貴方は私が食べたいだけよ　騙されない
オオカミは　優しげな笑顔浮かべて　誘ってる
でも待って　私騙されてるわけじゃないわ　知ってるもん
案外いい人みたいだし　少し遊びましょう

私と・・・

目に映る赤　私の帽子染めて
転がり落ちた - 赤い林檎-　かじった　Ah

素敵ね　お花畑一面　私色に染まってる
だけど　一体どこへ行っちゃったの　大好きなオオカミ
つまらない　貴方のいない世界　生きている意味ないわ
そうだわ・・・生きてる意味ないわ　私賢いわ

La La La La ・・・

05. 孤独の真珠
Lyrics : hato ／ Compose : Noël

水泡を纏って　沈みゆく
その姿　儚く美しく・・・
助けてはいけない　わかってたけど
必死で　わけもわからなくて

何故　私と貴方は違う世界に　神様いるなら叶えて
足が手に入るなら　どんな代償も 厭わないわ

手には入れた世界で　声は失ってしまったけど
貴方の傍にいる　それだけで・・・
それなのにどうして　伸ばした手は届かない
明日になれば　私は消えゆくのに・・・

こぼれ落ちた真珠　水面に揺れる　- 赤い林檎 -

手にしたい世界には　私たち二人だけいい
足の痛みさえも　愛おしい・・・

月明かりに照らされ　反射する赤い剣
溢れ出す涙　一体誰のもの？

Ah・・・

紅い海　染まった黒真珠
やっと手に入れたの・・・

06. シアワセの青
Lyrics : -LostFairy- ／ Compose: Noël

退屈な夜に訪れた舞台の幕開け
「シアワセ」を探す旅路
夢の中　彷徨う　一人の少女の為に
閉ざされし　世界の向こうへ

- 思い出の国 -　懐かしい人たちを忘れないと
深く心に刻んでいく
- 夜の精の御殿 -　痛みや悲しみに溢れた扉は
泣いているの・・・？

青い鳥は貴方の夢？　捕まえてもいなくなって
このままじゃ僕ら「シアワセ」を知らずに
続いていく　次のページをめくって
最後の喜劇

- 森の中 -　人を恨む自然
木を切り　倒し　弱き動物を殺し
- 墓の上 -　華やぐ選択にまみれた者
その道は　何処へ続くのか・・・？

絶望の中　小さな一筋の光目指し
暖かな手に抱きしめられ
世界中が敵になっても　愛してくれる人が一人
いると知った

未来の君の世界　手にした小さな小鳥は
それぞれの運命　背負い旅立った
続いていく　最後のページをめくって

果てなく巡る物語　それが青い翼の軌跡
願い続けるなら「シアワセ」は　すぐ傍にあるから・・・